セ・リーグの巨大戦力に屈した2012年

北海道日本ハムファイターズが前回優勝したのは2012年、この年は栗山英樹氏を新監督に迎えて、当日若手の成長著しい中田翔や陽岱鋼の活躍、そしてベテラン金子誠、稲葉篤紀、田中賢介の活躍、そしてダルビッシュ有の抜けた穴を前年まで期待されながらも伸び悩んでいた吉川光夫が14勝を挙げる大活躍を見せてパ・リーグのリーグ優勝を勝ち取りました。
日本シリーズの相手は読売ジャイアンツ、ジャイアンツもソフトバンクからFAで加入した杉内俊哉、当時入団年目の澤村の活躍、打つ方では坂本勇人、長野光義が最多安打を獲得、そして阿部慎之助が首位打者と打点王の二冠に輝く等素晴らしいチームでした。
読売ジャイアンツが日本一を決めた第6戦はこのシリーズを振り返る上でハイライトとなります。先発の澤村が初回から乱調、2回に2者連続でデットボールを与えるとキャプテン阿部から強烈な一発を見舞い、それを機に見事立ち直りました。
ファイターズの中でこのゲームの主役となったのは当時まだ23歳ながらチームの4番打者を努めていた中田翔です。3点を先制された後、ランナー二人を置いた場面で意地のホームランを放ち一時は同点に追い付きました。実は中田はこの前の打席でデットボールを受けていて左手を骨折、それを抱えながらの一発でした。
結局この試合でファイターズは敗れて読売ジャイアンツ日本一の瞬間をベンチで眺める事となりましたが、この雪辱をバネに当時若手で現在では主力として活躍する中田や陽岱鋼は現在の地位を築いたと言っても過言ではありません。